60歳からの働き方

サラリーマン夫婦2人の生活費(最低限必要な金額・ゆとりある生活のために必要な金額)と年金額

老後の夫婦二人の日常生活費はいくらくらい必要か

夫婦二人の日常生活費は最低限月額22万円は必要

・日常生活に最低限必要な金額は月額22万円
・ゆとりある生活のために必要な金額は月額約35万円

(「平成28年度生活保障に関する調査」公益財団法人生命保険文化センターより)

平均年金受給額(夫婦二人の老齢基礎年金+夫の老齢厚生年金)は月額約22万円(モデル世帯)

一方、

厚生労働省が毎年発表しているモデル世帯(標準的な給料で40年間勤務したサラリーマンの夫と専業主婦)における、夫婦二人の年金額合計は月額約22万円。

実際に60歳台前半の男性がもらっている年金額平均は?

ただし、60歳台前半の男性がもらっている年金額は、平均すると月額9~10万円程度。

しかも、

すでに定年退職した会社の先輩に比べ、これから定年を迎える人は、60歳以降年金をもらえない期間が長くなります。

十分な預貯金がある、退職金を取り崩して生活費に充てる、という人以外は、60歳以降も働く必要があるのが現実です。

関連記事

  1. 60歳からの働き方

    60歳以降も厚生年金・雇用保険に入って働くと、将来もらえる年金はどう変わるのか

    60歳定年後再雇用されて働く男性サラリーマンの事例で確認(年金試算・シ…

  2. 在職老齢年金

    65歳からの在職老齢年金制度の基準額 現状の47万円を維持に傾くとの報道も

    65歳以上の働く高齢者年金減額迷走現状維持に傾く「金持ち優遇…

  3. 60歳からの働き方

    サラリーマンが定年後も働く場合。60歳からの働き方と年金 厚生年金保険と雇用保険

    60歳からの働き方・雇用条件と、厚生年金保険、雇用保険60歳からの雇…

  4. 企業年金

    令和6年の次回財政検証・令和7年の次回公的年金改正に向けて、議論が開始

    国民年金・厚生年金保険は、少子高齢化が続いても制度が持続的に維持される…

  5. 60歳からの働き方

    60歳定年後再雇用で、給料が下がった状態で働くと、年金はどうなるのか

    定年後再雇用では、給料が下がった状態で働く人も多い「高年齢者の雇用に…

おすすめ記事

最新記事

  1. 令和5年度(2023年度)の全国健康保険協会(協会けんぽ)保…
  2. つみたてNISA 令和5年(2023年) よくある質問
  3. 個人事業主・フリーランスや小規模法人経営者が影響を受ける今後…
  4. 令和6年の次回財政検証・令和7年の次回公的年金改正に向けて、…
  5. 新設・拡充予定の雇用助成金と令和3年度会計検査院検査報告
  1. 健康保険・厚生年金保険

    厚生年金保険料等の納付猶予特例(新型コロナ感染症の影響により事業収入に相当の減少…
  2. お知らせ

    令和2年度年金額が今年度に比べて0.2%プラス改定 在職老齢年金基準額は28万円…
  3. 年金改正

    パートタイム労働者への健康保険・厚生年金保険の適用拡大 これまでの議論の整理
  4. 年金改正

    今後の老齢厚生年金関係の予想される法改正内容とは
  5. 60歳からの働き方

    定年を迎えるサラリーマンが企業年金について最低限知っておきたいこと
PAGE TOP